iPEACE223株式会社への出資参画について

2025年6月11日

2025年6月11日
ジクシス株式会社

iPEACE223株式会社への出資参画について

ジクシス株式会社(代表取締役社長:田中 惠次)は、バイオエタノールを原料としてバイオプロピレン、バイオプロパンを製造する触媒並びに製造プロセスを開発しているiPEACE223株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:瀬戸山 亨、以下「iPEACE223」)に出資しました。
当社はiPEACE223が実施するプレシリーズA2ラウンドにおいて、三菱重工業株式会社(以下「三菱重工」)、ユニバーサル マテリアルズ インキュベーター株式会社(以下「UMI」)が運営するUMI3号投資事業有限責任組合、UMI3号脱炭素投資事業有限責任組合 およびUMI3号脱炭素東京投資事業有限責任組合と共に出資し、またiPEACE223が推進する本事業で製造されるLPガスのマーケティング等にも関与することにより、これからのグリーンLPガスの社会実装を目指します。

iPEACE223はエチレンからプロピレンを直接製造可能な独自のゼオライト触媒技術により、複雑な工程を必要とせずプロピレン・プロパンを高選択的に製造できるため、コストを抑制してバイオプロピレン・バイオプロパンの製造を可能とします。
またバイオエタノールを原料とすることで、商業化段階における原料調達のリスクを低減することが出来ると見込まれています。
iPEACE223は、2025年中にベンチプラントでの技術実証を開始予定であり、バイオエタノールを原料としたバイオプロピレン・プロパン製造技術の実用化に向けた取り組みを加速させ、化学品並びにLPガス分野におけるカーボンニュートラル実現への貢献を目指しています。

当社は2023年4月に公表しました「カーボンニュートラルに向けた取組方針」に沿って、カーボンオフセットLPGの更なる普及・利用拡大、カーボンクレジット創出事業やグリーンLPガスの開発等を推進し、引き続き持続可能な社会の実現に努めてまいります。

iPEACE223

【iPEACE223株式会社 会社概要】

  代表者   :代表取締役 瀬戸山 亨
  研究開発拠点:神奈川県横浜市緑区長津田町4259
         東京科学大学すずかけ台キャンパス内R2B棟206号室
  設立    :2023年8月1日
  事業内容  :バイオエタノールからプロピレン、化学品原料およびプロパン等を製造する触媒プロセスの開発と
         プラントのプロセス設計
  URL    :https://ipeace223.com/

【ベンチプラントの外観】
  場所:テクノハブイノベーション川崎

iPEACE223株式会社への出資参画について

【本件に対するお問合せ先】
ジクシス株式会社 総務・法務部
TEL:03-5484-5301