LPガスとは

1.LPガスとは

LPガス(LPG)とは、「Liquefied Petroleum Gas(液化石油ガス)」の略称で、プロパン(C3H8)やブタン(C4H10)などの比較的液化しやすいガスの総称です。

LPガスとは

2.環境にやさしい

LPガスは、酸性雨の原因となるSOX(硫黄酸化物)の排出がほとんどないことと併せて、地球温暖化の原因といわれているCO2(二酸化炭素)の排出量も少ない地球に大変やさしいクリーンなエネルギーです。

環境にやさしい

3.運搬しやすい

LPガスは液化された状態で容器に入っているため運搬が容易で、都市部・山間部・離島等まで国土の全域をカバーしています。

運搬しやすい

4.災害に強い

LPガスは都市ガスや電力等の系統供給とは異なり、容器に充填したLPガスを各戸に配送する「分散型」供給です。
このため大震災の時にも、1戸単位で迅速な調査・点検が出来ること等により供給の途絶が少なく、他のエネルギーに比べ、いち早く完全復旧を果たしています。

災害に強い

5.発熱効率が高い

代表的なLPガスであるプロパンガス1㎥を燃焼させると99MJ(約24,000Kcal)の熱量を発生させることができます。これに対して都市ガス(主成分は天然ガス)1㎥を燃焼させたときの熱量は46MJ(約11,000Kcal)で、プロパンガスは都市ガスと比べ約2.2倍の発熱効率があります。

発熱効率が高い

6.LPガスがお客様に届くまで

国内で使われているLPガスの約80%は海外から輸入したもので、残りの約20%は原油精製時および化学製品の生産時に発生する国内生産分です。輸入もしくは生産されたLPガスは、一次基地から内航船によって二次基地まで運ばれ、一次基地及び二次基地からタンクローリによって充填所まで運ばれます。家庭用は充填所にてボンベ容器に詰め替えられ、お客様のご家庭まで運搬されます。